「サイコパスの真実」原田隆之著

公開日: 更新日:

 心理技官として長年犯罪者と向き合ってきた著者が、サイコパスについて解説したテキスト。

 サイコパスとは「良心を欠いて生まれた人々」。俗にサイコパスについて、「凶悪な連続殺人事件に加担する者」「知能が高い」「悲惨な家庭環境で育った者が多い」などと語られるが、すべて事実とは異なる。人口の1%から数%いると見積もられ、その圧倒的大多数は、シリアルキラーでもなければ、犯罪者ですらない。サイコパスは一般の人々と異なるさまざまな特徴があるが、専門家以外が見分けることは難しいという。実際に出会った彼らの素顔を紹介しながら、サイコパスの具体的な特徴を解説。

 悪とは何かという根源的な問いかけをわれわれに投げかけてくるサイコパスの闇に迫る。

(筑摩書房 820円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  3. 3

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  4. 4

    「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 8

    元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今

  4. 9

    米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限

  5. 10

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層