• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「ほどほどのすすめ」池田清彦著

 東大の高橋迪雄(みちお)名誉教授によれば、人間は穀類を食べるようになってから働かざるを得なくなったという。動物には必須アミノ酸の摂取が欠かせないが、ライオンはタンパク質を少しだけ取って後は寝て暮らす。

 一方、草はほとんどが炭水化物でタンパク質はわずかだから、草食動物は大量の草を食べなくてはならず、しかも炭水化物のエネルギーを消費するために体を動かさなくてはならない。人間も狩猟採集民だった頃は少しだけ食べ物を取れば足りたのに、農耕民になってから過剰エネルギーを解消するためにせっせと労働するようになったのだ。

 読むと、ワーカホリックから抜け出せそうな気になる本。

(さくら舎 1400円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍政権また後手後手 西日本豪雨の補正予算が置き去りに

  2. 2

    日大アメフト部新監督 立命大OB内定に選手らは拒否反応

  3. 3

    浮いた話もなし…波留の“私生活”がベールに包まれるナゾ

  4. 4

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  5. 5

    政財界とも結びつき深く…故・浅利慶太さんの「功と罪」

  6. 6

    傲慢でぶれない自民党と公明党 国民のことは考えていない

  7. 7

    ドラマ引っ張りだこ 「高嶺の花」でも話題の峯田和伸って

  8. 8

    鈴木良平氏が異論 「代表監督は日本人に限る」風潮は尚早

  9. 9

    フジ主演ドラマ好発進も…山崎賢人に足りないアドリブの妙

  10. 10

    英紙も警告 2020年の東京五輪は“殺人オリンピック”になる

もっと見る