「没イチ」小谷みどり著

公開日: 更新日:

 著者は第一生命のライフデザイン研究所で“死の前後”にまつわるテーマで研究している。

 ある朝、目覚めてみたら夫が死んでいた。親族以外に夫の上司に連絡しようと思って、自分が夫の交友関係をほとんど知らないことに気づき、愕然とする。

 葬儀後、夫が過労死だったかもしれないと過労死申請の手続きをすると、夫の同僚から「会社を訴えているらしい」と噂されたが、夫を無駄死にさせたくないと考えた。

 立教セカンドステージ大学で講義をしているとき、妻を亡くした男性と知り合い、「没イチ会」を結成する。一人暮らしで介護が必要になったり、施設に入居しなくてはいけなくなったときなど、いざというときに必要なアドバイスが詰まった頼りになる一冊。

(新潮社 1400円+税)



日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    かつて石原プロ解散を踏み止まらせた舘ひろしの男気発言

  2. 2

    ショーケンに渡哲也が激怒した“東映京都撮影所騒動”の顛末

  3. 3

    広島V逸なら緒方政権今季限り 次期監督候補に金本氏急浮上

  4. 4

    自民・萩生田氏「消費増税延期」発言に隠された姑息な狙い

  5. 5

    満身創痍も…渡哲也が貫く“男が惚れる晩節”と裕次郎イズム

  6. 6

    開幕5カード全負け越し“投壊”広島が再建託す2人の秘密兵器

  7. 7

    巨人は垂涎…竜新助っ人ロメロで証明された森SDの“慧眼”

  8. 8

    改革バカにケンカを売る山本太郎「れいわ新撰組」の本気度

  9. 9

    高校を中退し石原裕次郎の内弟子になろうと成城の自宅へ

  10. 10

    失言や失態だけじゃない 桜田五輪大臣辞任「本当の理由」

もっと見る