「没イチ」小谷みどり著

公開日: 更新日:

 著者は第一生命のライフデザイン研究所で“死の前後”にまつわるテーマで研究している。

 ある朝、目覚めてみたら夫が死んでいた。親族以外に夫の上司に連絡しようと思って、自分が夫の交友関係をほとんど知らないことに気づき、愕然とする。

 葬儀後、夫が過労死だったかもしれないと過労死申請の手続きをすると、夫の同僚から「会社を訴えているらしい」と噂されたが、夫を無駄死にさせたくないと考えた。

 立教セカンドステージ大学で講義をしているとき、妻を亡くした男性と知り合い、「没イチ会」を結成する。一人暮らし介護が必要になったり、施設に入居しなくてはいけなくなったときなど、いざというときに必要なアドバイスが詰まった頼りになる一冊。

(新潮社 1400円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  3. 3

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  4. 4

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  5. 5

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  1. 6

    皇族費増額の彬子女王、ブータン訪問にまた波紋…同行・伊藤穰一氏とエプスタインの“過去”

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

  4. 9

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 10

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士