「まちに暮らしの種子を蒔く」野本三吉著
ソーシャルワーカーや大学の教員などを務めてきた著者は、自分が暮らす地域や働く現場を中心に考えてきたことをもう少し広い視点と長い歴史の流れの中で考えるようになり、身近な暮らしについて思いをめぐらす。73歳で故郷の横浜に戻り、桂台町で行われている学習会に招かれた。その地域のケアプラザで、「ふくろうカフェ」というグループが子供や障害者、高齢者などの交流や行事、ケア活動などをしている。こういう空間があるのをうらやましく思っていたが、自分の参加している老人クラブを軸にして地域づくりをしようと考えた。
比較的自由に動ける高齢者が高速道路建設反対運動などに取り組み、地域再生を図る活動のドキュメンタリー。
(社会評論社 1700円+税)


















