「人類、宇宙に住む」ミチオ・カク著 斉藤隆央訳

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 地球はこれまで5度も大量絶滅を繰り返し、その際最大で90%の生物が姿を消した。そして現代もまた危機に面している。地球温暖化や小惑星の衝突などで地球が壊滅的なダメージを受けることは確実で、人類が生き残るには宇宙に移住するしかないという。

 人類が宇宙で暮らすには3ステップで進む。まずは恒久的な月基地を建設し、最終的には火星に入植する。人工知能とナノテクノロジーなどからなる「科学の第四の波」が必要だが、これを突破すれば荒涼とした火星を地球化することは可能だ。その後、太陽系近隣の恒星へと進出し、同時に新たな星々で生きていけるよう、人体の改造と強化をしていく――。

 理論物理学者の著者がAIや最新テクノロジーの進展を追いながら、宇宙移住の道筋を示す。

(NHK出版 2500円+税)

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