「だから古典は面白い」野口悠紀雄著

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 無類の読書家でもある経済学者の著者は、淘汰されず現代に伝わる古典は、現在生産されているものと比べても価値が高く、古典を読むほうが、効率が良いと説く。そんな著者による古典入門ガイド。

 まずは人類史上不動のベストセラー第1位の聖書。多くの文学作品や絵画の理解に聖書の知識が不可欠である。しかし、それだけでなく、聖書は説得術を学ぶには最適だという。聖書を説得法の教科書として利用できるのは信者でない者の特権でもあるし、福音書のイエスの言葉を引用しながら、その巧みな説得のトリックを解説。

 他にも、トルストイの「戦争と平和」に学ぶ組織のメカニズムや、人を操る術策はシェークスピアの「マクベス」など、多くの古典作品を紹介しながら、その効能を説く。

(幻冬舎 840円+税)

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