「小鳥冬馬の心像」石川智健著

公開日: 更新日:

 警視庁捜査1課の刑事・青山は、先輩の井之村に冬馬の家に連れていかれる。捜査中にふらりと姿を消し、事件解決の重大なヒントを携えて戻ってくる井之村は1課でも一目置かれた存在だった。不安神経症に苦しみ家に引きこもる冬馬が、実は井之村の協力者だったのだ。

 井之村は翌日、何も言わずに警視庁を去り、青山が冬馬を引き継ぐことになった。渋谷の高級住宅地で起きた殺人事件の捜査が行き詰まった青山は、冬馬を訪ねる。捜査本部は、被害者の夫・渡部が犯人とにらんでいるが、目撃者は別人だと主張し譲らない。冬馬の助言で無事に事件は解決するが、その直後、幼稚園児の渡部の娘・真希が行方不明に……。

 安楽椅子探偵・冬馬と青山のコンビを主人公にした長編ミステリー。

(光文社 880円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る