「小鳥冬馬の心像」石川智健著

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 警視庁捜査1課の刑事・青山は、先輩の井之村に冬馬の家に連れていかれる。捜査中にふらりと姿を消し、事件解決の重大なヒントを携えて戻ってくる井之村は1課でも一目置かれた存在だった。不安神経症に苦しみ家に引きこもる冬馬が、実は井之村の協力者だったのだ。

 井之村は翌日、何も言わずに警視庁を去り、青山が冬馬を引き継ぐことになった。渋谷の高級住宅地で起きた殺人事件の捜査が行き詰まった青山は、冬馬を訪ねる。捜査本部は、被害者の夫・渡部が犯人とにらんでいるが、目撃者は別人だと主張し譲らない。冬馬の助言で無事に事件は解決するが、その直後、幼稚園児の渡部の娘・真希が行方不明に……。

 安楽椅子探偵・冬馬と青山のコンビを主人公にした長編ミステリー。

(光文社 880円+税)

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