著者のコラム一覧
堂場瞬一作家

1963年、茨城県生まれ。2000年「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。警察小説、スポーツ小説などさまざまな題材の小説を発表している。著書に「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「焦土の刑事」「動乱の刑事」「沃野の刑事」など多数。2021年、作家デビュー20周年を迎え、出版社を横断したプロジェクトが進行中。

<13>終戦時に特高の記録の多くが破棄

公開日: 更新日:
イラスト・宮坂猛

 海老沢は、高校時代までは警察官になるつもりなどまったくなかった。その頃何に夢中になっていたかというとサッカーである。自分でもなかなかの腕前だと自信を持っていて、高校はわざわざサッカーの強い私立校に進んだぐらいだった。大学でも続けて、どこか実業団チームに入って……と将来像を描いて… 

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