「世界のおすもうさん」和田靜香著 金井真紀著・絵

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 女相撲は「日本書紀」に書かれているくらい古くからあり、京都両洋高校には男子相撲部はないが女子相撲部はある。女子相撲は体重別で、Tシャツに短パンの上からまわしを締めるのが一般的ないでたちである。監督の高橋優毅先生は「女子のほうがじりじりと相撲を取っていくことが多いかなぁ」と言う。男子は立ち合いで7割決まることがあっても、女子の場合、当たった勢いだけで勝負を決めることは難しい。女子相撲の部員は自分たちの相撲とは別のものだと思っているので、大相撲は見ない。

 他に、スーパーで仕事をしているモンゴル相撲の力士や、沖縄角力や韓国シルムなど、世界の角力を紹介。

(岩波書店 1980円)

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