「日本迷信集」今野圓輔著

公開日: 更新日:

 お馴染みの「茶柱が立つと縁起がいい」。最近は午後でも夜でも、茶柱が立つと喜ぶが、かつては朝茶の茶柱だけを気にしていたという。それは新年の始まりに、いろいろな縁起を気にするのと同じで、一日の始まりに身の回りに起こるさまざまな現象を注意深く見守って、何かその日の運命を予知できるような兆しがないかと、観察しながら暮らしていた名残なのだという。

 さらに茶を飲む習慣の始まりや、かつて結納でお茶を交換する習慣があったことなど、一つの迷信からさまざまな話題へと展開。その他、女人禁制などのタブーや性にまつわる信仰、霊怪現象、そして迷信療法など、日本各地に今も残る迷信について、民俗学の視点から解説したテキスト。

(河出書房新社 990円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子の日テレ新番組は厳しい船出…《NHKだったから良かっただけのアナ》とガッカリの声

  2. 2

    国会前デモ「ごっこ遊び」揶揄で炎上の高市チルドレン門寛子議員 被害者ヅラで取材依頼書さらし“火に油”

  3. 3

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  4. 4

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  5. 5

    目黒蓮のGW映画もヒット確実も…新「スタート社の顔」に潜む “唯一の落とし穴”

  1. 6

    「自転車1メートル規制」で渋滞発生 道路交通法改正とどう付き合うべきか

  2. 7

    中居正広氏の公式サイト継続で飛び交う「引退撤回説」 それでも復帰は絶望的と言われる根拠

  3. 8

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  4. 9

    宮舘涼太は熱愛報道、渡辺翔太はSNS炎上、目黒蓮は不在…それでもSnow Manの勢いが落ちない3つの強み

  5. 10

    佐々木朗希に芽生えた“かなりの危機感”…意固地も緩和?マイナー落ち、トレード放出に「ヤバいです」