「日本のシン富裕層」大森健史著

公開日: 更新日:

 海外移住のサポート事業を通じ、これまで2万人以上の富裕層と接してきたという著者によると、2017年以降、日本では富裕層が急激に増えており、中には1000億円以上の暗号資産を保有している人もいるという。

 本書は、彼らの収入源、投資や人生への考え方、そして行動様式などを紹介しながら、シン富裕層になるためのヒントを伝える資産形成術指南書。

 投資したアメリカ株の時価総額が30倍になった人や自宅マンションの購入を繰り返すことで確実に資産を増やす「資本投資型」をはじめ、「ネット情報ビジネス型」など彼らを大きく5つタイプ別に分類。それぞれ例を挙げながらその資産形成術を紹介。決断の速さや損切りをしない、情報に値段をつけられるなど、彼らの思考と行動に学ぶ。

(朝日新聞出版 891円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ