「署長シンドローム 」今野敏著

公開日: 更新日:

「署長シンドローム」今野敏著

 大森署の新任署長はキャリアの藍本小百合。批判的な署員も会った途端に反抗する気をなくすほどの美人だ。

 午後3時過ぎ、本部の組織犯罪対策部長、安西正が来訪した。羽田沖の海上で銃器と麻薬の取引が行われているという情報が入ったのだ。取引をしているのはチャイニーズマフィアらしいが確認が取れていない。

 取り締まりのためには船艇が必要なため、WRT(臨海部初動対応部隊)を投入することに。組対係、強行犯係、公安からも要員が集められた。特殊能力をもつ新米の山田刑事も入れる。だが、馬渕課長は、隠密に捜査するべきで、前線本部をつくったら目立つと反対する。

 美貌の女性署長が活躍する警察小説。

(講談社 1870円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  2. 2

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    「続・続・続」待望の声続々!小泉今日子&中井貴一「最後から二番目の恋」長寿ドラマ化の可能性

  5. 5

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  1. 6

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  2. 7

    旧ジャニーズ「STARTO社」福田淳社長6月退任劇の内幕と藤島ジュリー景子氏復権で「お役御免」情報

  3. 8

    ソフトBは山川穂高にこだわる必要なし…丸刈りで一軍復帰も“崖っぷち”の現実

  4. 9

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  5. 10

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に