「サドンデス」相場英雄著

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「サドンデス」相場英雄著

 大学生の高梨理子は、両親の離婚後、うつ病の母親と暮らしている。弁当屋のバイトのほかにガールズバーで働いているが、客に会員制のラウンジの仕事に誘われ、5日で月収50万円になるという話にのって有力な常連客をつかむ。

 老舗百貨店の腕利きバイヤーだった小島克義は、胃炎で入院した後、辞めさせたい社員を追い込むための部署に回された。小島はSNSに「こんな会社、木っ端みじんにしてやる」と書き込む。ある日、SNSで、会員制のラウンジで理子がレアもののワインを飲んでいるのを見た小島は、なんでこんな小娘が、と舌打ちする。

 やがて、無差別殺人事件が起こるが、その陰には、ゲーム感覚で人を操る者が……。

 格差社会で起きた殺人事件を描く警察ミステリー。

(幻冬舎 1980円)

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