父親が覚醒剤で逮捕 浅野忠信にふりかかる“不肖の親”の業

公開日: 更新日:

 かつては石倉三郎のマネジャーも務めるなど芸能界の生活が長い佐藤容疑者が息子の才能を見いだしたからこそ、ハリウッドでも活躍する浅野の今がある。

子どもを芸能界に入れようとする親には、自身が果たせなかった芸能界への夢を子どもに託すタイプも多いですが、うまくいけば金儲けしようという不純な動機を持っているタイプもいる。このタイプのひどいのになると、着エロやAVを娘にやらせて、出演料は管理名目で取り上げ、必要経費だとか言って遊びほうける親もいて本当にどうしようもない。当初は子どもに夢を託していても、売れて金持ちになることによって後者のタイプになるケースもザラ。子どもが稼ぐギャラでぜいたくを始めて身を持ち崩したり、家庭を崩壊させたり、離婚と再婚を繰り返すなど迷惑をかけ続けている親もいます」(芸能リポーター)

 浅野の父親が、どのタイプだったのかはこれから判明していくだろうが、所属プロのスタッフは「昔から数日間、事務所に来ないことはありました」などと取材に明かしている。

 佐藤容疑者が逮捕された渋谷の道玄坂の付近は都内でも職質が厳しい地域で知られている。事務所社長という立場でありながら、危機意識もなく深夜にうろついていたのは相当にタガが外れているのは間違いないが、浅野は「家族として何か寂しい思いをさせてしまっていたのかな、と思うと今後はより支え合って多くの時間を父とともに過ごしたいと考えていきます」とコメントを発表した。

 しかし、「浅野以外にも人気俳優が多いだけに、逮捕がきっかけで他プロへの移籍が進むのは避けられないでしょう」(芸能関係者)。

 子は親を選べないだけに業が深い。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか