「NYでも意外にウケた」長井秀和がコメディアン修業を語る

公開日: 更新日:

「間違いない!」のフレーズでブレークしたお笑いタレントの長井秀和さん(48)。低迷した時期もあったが、最近は英語のレッスン講師としても活躍中だ。

 ◇  ◇  ◇

 一昨年のアカデミー賞の司会者ってだれだったか覚えてます?黒人のノミネートが少ないことをちゃかしたり、女性差別をイジったりした黒人人気コメディアンで俳優のクリス・ロックです。彼が駆け出しのスタンダップコメディアン(漫談家)でニューヨークのコメディークラブのステージに立っていたところ、それを見たエディ・マーフィが大ヒット映画「ビバリーヒルズ・コップ2」(87年)にキャスティング。それを機にブレークし、テレビや映画で大活躍しています。

 そんなクリスを知ったのは2000年くらいでした。字幕付きのDVDを買ってよく見たけど、まあ、面白いのなんの。際どい時事ネタや差別ネタで笑い飛ばし、それでいて問題の核心を突く。「漫談は毒があって風刺がきいてないと面白くない」と思ってるボクの理想のスタイルがそこにあって、とにかくカッコよかった。ただ、だんだんDVDの翻訳に物足りなさを感じて、英語があまりできなかったので独学で学びだしました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る