二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

公開日: 更新日:

 ジャニーズのネタは意外とファンから入ることを実証した例でもあったが、具体的な交際実態もツーショット写真もあるわけではない。事務所も完全スルーしていた。それでも信憑性は増すばかり。「モデルの仕事をしていた」といった話を手掛かりに周辺を取材するとおぼろげながらかおりんの輪郭が見えてきた。

 ツーショットチャンスを狙うより、彼女を直撃して真意を確かめるほうが早いと判断。接触の機会を探した。住まいもわからず杳として進まずにいたなか、ようやく直撃する貴重な機会があった。

 ある秋の土曜日だった。原宿駅前の特設会場で開催されるモーターショーにかおりんがモデルとして出ると聞き現場に向かった。マツダのブースだったと記憶する。かおりんがいることを確認。遠目から見てもミニスカートから伸びた美脚と笑顔がすてきな美人だった。

 直撃するタイミングを待った。夕方、ショーが終わり控室に戻るところを直撃した。すでに聞いていたフルネームで彼女であることを確認。「木村さんと付き合っていますよね」と聞くと、「えっ」と笑いを浮かべながら首を振り、足早に去って行った。取材にはならなかったが、ようやく噂のかおりんに当たっただけで満足するような貴重な体験だったと今も思う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産み落とされた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗