植木等師が「サブちゃんも色々考えてたんだな」と笑顔で…

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 で、ある日毎週一番の楽しみのシャボン玉ホリデーというテレビ番組、クレイジーキャッツとザ・ピーナッツという当時最高人気で、このヴァラエティ番組に、当時植木等師の付き人兼運転手の小松政夫サンが出ていて、その凄さ、いや圧倒されましてネ。あ、こんな凄い人が植木さんの弟子にいる、これゃ俺なんか、とてもじゃないが、駄目だー! あのスター揃いの中で見事に居場所を見付けている。よくあんな堂々とやれるもんだ凄い! これでスッカリ植木師を諦めることができまして、ヨシやっぱりのり平師だ! なんぞと実にどうもバカな素人の傲慢。結局オレはハデ好きじゃないんだな。シカシやりてえなあ。まあとりあえずチョボチョボやって行くしかネーナと思い花のお江戸へとノコノコやって来た訳であります。

 今想い返すと、植木等師にもドラマで何度か共演させて頂くという栄誉にも恵まれ、一連のアタシの話を、笑いながら聞いて戴き、そうかそうか、サブちゃんも色々考えてたんだ、なんてアノ笑顔で仰ってくれて、アノ十代の頃のアタクシに、云ってやりたいですよ。馬鹿でも何ンでも、その道を歩いてりゃ良い事もあるんですな。

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