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吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<92>大下さんは喪主の挨拶をする早貴被告の脇に立った

公開日: 更新日:

 後で彼女はそのときの心境を打ち明けてくれたが、早貴被告の「3000万円をあげる」発言後に大下さんは明らかに彼女の擁護をするようになったのである。

「通夜の最中、スマホでゲームをしている若妻に対して、参列席から罵声が飛んだ」

 後日、某週刊誌がこのような見出しで記事を掲載したが、これは全くのウソ、捏造、空想記事であり、そのような事実は一切なかったからあきれるばかりだ。

「参列した方から聞いたらしいですよ」

 この週刊誌の編集者から事の次第を聞く機会があった。

「誰から聞いたの? 複数の方から聞いてる?」

「それは確かめていませんが、取材したのがベテランの記者の方だったので信じてしまいました」

 実はこの通夜には共同通信社の若い記者も潜入していた。

「キミはあの週刊誌の記事がデタラメだということは知っているよね」


「ええ、罵声なんて飛んでいませんでした」

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