EXIT兼近が改めて注目されるワケ チャラ男と地頭の良さを自在に操る“二刀流”

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 現在は、ダウンタウン松本人志(58)と東野幸治(54)の絶妙なやり取りが人気の「ワイドナショー」(フジテレビ系)の常連コメンテーターに就任。同番組は今春から、松本が隔週出演に切り替わり、空いた席にはロンドンブーツ1号2号の田村淳(48)やヒロミ(57)といった百戦錬磨の人気MCが座っている中、平成生まれの兼近が並んで見劣りさせないのだから、実力は折り紙つきだろう。

「立ち位置を自在に操れるのが兼近さんの強み」と、エンタメライターの伊藤雅奈子氏はこう続ける。

「政治や宗教、貧困やジェンダー、教育といった問題も避けることなくズバリと切り込み、独自の見解を展開するテクニックが抜群です。ニュージェネレーションという立ち位置で番組に呼ばれている時は、知らないテイでチャラ男スイッチを入れる。この柔軟な操縦テクが、学生からおじさん世代まで幅広くウケているのです」

 7月10日に生配信されるABEMAの「参議院議員選挙特別番組」では、相方のりんたろー。(36)とコンビでMCを務める。チャラ男キャラと地頭の良さを自在に操る二刀流。今後もコメントがバズること必至だ。

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