著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

「古畑任三郎」「暴れん坊将軍」「赤いシリーズ」…つまらない連ドラより名作再放送のススメ

公開日: 更新日:

 春ドラマが終盤を迎えている。最近の連ドラは鳴り物入りでスタートしたが、人知れず終わるパターンが多い。何より数が多過ぎて、ついていけない。限られた時間の中でダメドラマはパスするしかないし、むしろ面白いとわかっている再放送ドラマに食指が動く。

 先月24日からフジテレビは放送30周年を記念して田村正和主演「古畑任三郎」シリーズを再放送している。オチがわかっていても再放送を見てしまう。毎日2話ずつ放送するが、10日の「魔術師の選択」は犯人役が山城新伍、新人マジシャン役を演じるのが当時18歳の松たか子。もう1本はわけあって放送されなかったが、名作の呼び声高い「間違えられた男」。視聴者が見たい作品を厳選してくれているのもありがたい。

 中高年に懐かしいだけでなく、若い世代には面白いドラマに触れるいいきっかけとなっているようで、放送中からSNSで「#古畑任三郎」の投稿が目立つ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒