吉幾三YouTubeでの「政治批判」が9カ月途絶える…権力の“圧力”があったのか?事務所を直撃!

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 石破茂首相が新人議員に渡した10万円分の商品券問題は歴代首相に波及し、「自民党の政治文化」(立憲民主党野田佳彦代表)などと批判の声が出ている。高い税金で給料が目減りするなか、物価高に喘ぐ庶民の怒りの声がヒートアップしていくにつれ、演歌歌手の吉幾三(72)が時ならぬ注目を集めているという。

「芸能人に政治発言はご法度と言われているのですが、吉さんはご自身のYouTubeチャンネルで政治腐敗に怒り、歯に衣着せぬ物言いで強い批判を展開してきましたからね。それはまさしく庶民の怒りだとして、快哉を叫んだという人は数え切れないでしょう。ですから、またぞろ、相も変わらず政治とカネ問題が国会で紛糾する状況に怒り心頭だろうと見られているのです」

 と、ある芸能プロデューサーは言い、こう続けた。

「とはいえ、そうした政治批判は9カ月前にアップされた動画を最後に、新しいコンテンツが更新されていないのです。そのため、何か圧力でもかかって、政治発言を封印してしているのではないかと懸念する向きもあります」

 そこで「吉幾三チャンネル【公式】」を開くと「この国は搾取王国」「国民を見捨てる政治家」「いい加減にしろよ!」といったタイトルで政治批判を繰り広げる動画が並んでいる。9カ月前にアップされた回でも月額約100万円支給の「議員特権」について、口角泡を飛ばす勢いでこうまくしたてている。

「いい加減にしろ、こら! 冗談じゃないよ! 通信費だ交通費だって100万だ? 党から出てるって元は税金じゃないか。しかも非課税だなんて、おかしいだろ! (その税金は)本当に何でもよく、取るね。おじいちゃん、おばあちゃんの年金の5万、6万にまで税金つけんじゃねえっつってんだろ!」

 ところが、その後はなぜかプツリと更新が途絶え、現国会で紛糾する10万円商品券問題については、まだ何もコメントしていないのだ。

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