再注目の「進次郎構文」は農相就任でさらに浸透確実だが…識者は「炎上」リスクを指摘
「『今のままでは』発言は環境大臣就任から1カ月経たないうちに出たものですが、今回においても、就任直後にご本人が何かキャッチーな進次郎構文でものを言えば、さらに燃え広がるのではないでしょうか。ネットミーム化する発言というものはネットユーザーから『からかわれる』という要素があるものが多い。岸田文雄前首相を表わす『増税メガネ』が猛威を振るったのもこのためです」
井上氏は発言の面白さによっては、今年の「新語・流行語大賞」も狙えるとも。ただ、間違っても意識的にウケを狙ったりするのは禁物らしい。
「昨今の米の価格の高騰に加え、都議選と参院選が間近に控えており、何げない発言があっという間に舌禍になって炎上しかねません。特に米の価格の問題ですが、先日、小学校の授業のゲストスピーカーを務めた際に気づいたのですが、子供たちが口々に江藤拓前大臣の失言を話題にしていました。子供たちですら話題にしているという中で小泉氏は農水大臣に就任したわけですから、その中で、ご本人がこれまでの持ち味を維持していくのか否かが実に興味深いです。“事故”を避けるなら優秀なスピーチライターを付けた方が良いでしょう」