NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…
ほかにも、「無類の親戚好き」「夜だけど朝なのよ」「幸せが歩いてくる」「私は薄情な人になりたくないの」「通りすがりの異人」などなど、印象的なセリフの連発である。
「『ばけばけ』の背景は極貧、零落、偏見、死別、失意と暗い話ばかりですが、朝から重いドラマではつらい。そこで、脚本のふじきみつ彦は、悲しみや滑稽を笑いにするコメディーに仕立てたんです。トキは初めて見るビールの瓶を振って部屋中を泡だらけにし、映画『国宝』の名演技でうならせた吉沢亮がスキップのできない英語教師役で笑わせ、阿佐ヶ谷姉妹の蛙と蛇のユーモラスな語りと、はっきり言ってドタバタですよ。この明るさが好感されているんでしょう。トキを演じる高石はコメディエンヌとしても達者で、毎回楽しみです」(ドラマ制作会社プロデューサー)
物語は第12週から「怪談編」が始まる。夜な夜なトキがヘブン先生(小泉八雲)に怪談を語って聞かせるのだが、そこで巻き起こる珍騒動と恋のさや当て……。まずはお楽しみに。
(コラムニスト・海原かみな)




















