芋生悠はだれにも似ていない独特の色彩を感じさせる個性派
芋生悠(「ばけばけ」/NHK総合)
高石あかりがヒロインを演じる連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・月~金曜8時)は、16日から熊本編が始まる。夫ヘブンが赴任した熊本で夫妻が出会う、村の言い伝えに詳しく、どうやら呪われているらしい吉野イセ役で、新たに芋生悠が登場する。
1997年12月18日生まれ、熊本県出身。2015年に女優活動をスタート。19年にはNHK大河ドラマ「いだてん」に主人公の“マラソンの父”金栗四三の姉役で出演した。22年に「あなたはだんだん欲しくなる」(BS-TBS)で連ドラ初主演。偶然出会った番組プロデューサーにスカウトされてテレビショッピングのプレゼンターになった主人公を演じたが、悩みながら、くじけず前向きに頑張る姿は、ちょっと前の時代の王道朝ドラヒロイン(「ほんまもん」の池脇千鶴、「どんど晴れ」の比嘉愛未、「ウェルかめ」の倉科カナら)を彷彿させた。21年から22年に出演したBOAT RACE振興会のCMもボートレーサーを目指す養成員役だったので、夢に向かって前進する姿が似合う女優なのかもしれない。
今回の朝ドラ出演についての公式コメントで芋生は「イセという存在が、物語の中で少しだけ違う呼吸をしていたらと思います」と語った。主演映画(25年4月公開の「解放」)の監督・プロデュースも手がけた彼女らしい知性と感性がよく出た、すてきな言葉だ。


















