“Vシネマの女王”といわれた大竹一重さんは舞台主演で多忙の日々「ずっと独り身。ご縁がなくて…」

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“昔”があったから、今があることに感謝

 それにしても、ミス日本からのセクシー写真集、Vシネと、女優の道をたくましく切り開いてきた大竹さん。もっと大胆で強気な女性を想像していたが、違ったようだ。

「ヌードなんて考えたこともなかったので、写真集はお断りしたんです。でも、当時の事務所に『ダメです』と。Vシネも、私は子どもの頃から女優志望だったので、脚本を見せられ、つい『1本だけなら』と言ったら、結局30本くらい出ることになって……。“Vシネの女王”と言われてもずっとうれしくなかったんです。30年ほどたった今も覚えていたり、『写真集、買いました』と長く応援してくださっている方がいて、主演作をいただけることのありがたさに、最近ようやく気付きました」

 その後はドラマ出演が増え、時代劇「暴れん坊将軍Ⅷ」や昼ドラ「ザ・美容室」などで活躍。

「これからもドラマや映画もやりたいし、舞台出演料の一部を子ども食堂に寄付するなどの児童支援活動もやっていきたい。私は小学生のときに両親が離婚し、母一人子一人で育ったので他人事ではなくて。思いを活動につなげて幅を広げ、成長していきたい。精進できる日々がとても幸せに思っています」

 東京都内で、78歳の母親と2人暮らしだ。

(取材・文=中野裕子)

▽大竹一重(おおたけ・ひとえ)1972年2月5日東京・豊島区生まれ。共立女子短大在学中の94年にミス日本に輝き、セクシー写真集「ひとえ」を出版すると大ヒット。東映ビデオで主演で活躍後、「暴れん坊将軍Ⅷ」(テレビ朝日系)やメタルヒーローシリーズ「テツワン探偵ロボタック」(テレ朝系)、2時間ドラマでも活躍。

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