“イケメン♂パラダイス”の中に鈴木亮平もいた!
原作タイトルにあえてつけた副題に「どうよ!」という自信がうかがえる。売り出し中のイケメンを揃えようとすると事務所が「ウチの子が埋もれちゃう」とかいって敬遠したり、役に注文を出したりしそうなのに、ちゃんと成立させたのが、当時のフジテレビの力か。かくして女子たちは、ひしめくツンツン頭のイケメンたちから、自分の“推し”を探す楽しみを知ることになる。
“イケメン”という言葉はすごい。もともとゲイの雑誌で“イケてるメンズ”を指していたのを、90年代に女性誌がブーストさせて若者に広めたらしい。昭和チックな“二枚目”“ハンサム”とはちょっとニュアンスの違う、“若いイイ男”を表現するのに絶妙な4文字。でも、みんなが「そろそろこの言い方も飽きたな」という頃に、堂々とタイトルにつけて、それに見合うキャストを揃えたドラマが生まれた。
令和の今、80代女子が「今度の介護士さん、イケメンなの?」なんて頬を赤らめるのも、実はこのドラマがあったからなんじゃないか。しかも小栗旬や岡田将生に交じって鈴木亮平もいたと思うと、やっぱり歴史的学園ドラマだ。


















