「芝居は下手」と語る小栗旬の凄み…居眠り15歳から事務所社長になった「This isストイック」
2002年の「ごくせん」(日本テレビ系)では毎回、自分なりのアイデアを持っていくと出番がだんだん増え、05年に「花より男子」(TBS系)の花沢類役に抜擢される。この時は王子様キャラになるために、難関とされるバイオリンの演奏を撮影前にイチから猛練習した。そうした努力が実ったのか、大ブレークを果たした。
22年にNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に主演した際は、自ら毎日100回の剣道の素振りを課し、自主的に日本舞踊も習い、肉体改造も実行した。自身のことを「本当に不器用」で「芝居は下手くそ」だと評して、こう言う。
「努力すれば報われるとは思ってないよ。努力が報われてたら、俺、もうちょい今頃、芝居うまいよ」(NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」22年5月3日)
そう語れるほどの努力を積み重ねてきたのだ。
小栗は、まだ無名の存在だった綾野剛の、演技に対するストイックな姿勢に感銘を受けて、こう声をかけたという。
「綾野くんさ、俺と心中してくんね? 剛みたいな人がほしいんだ」


















