(11)内田眞由美は完全アウエーを跳ね返して優勝 誰もが「私がセンターに?」と考えられる「AKBじゃんけん大会」の妙味

公開日: 更新日:

「私だってセンターに立ちたい! 逆転したいんだ」

 一度も選抜に入っていないメンバーの高らかな宣言に場内は戸惑いと驚きを隠せなかった。大島はブログで「私かて、譲らないんだから」と対抗意識を燃やしながら、「お互いをライバルだ、と認識して切磋琢磨することがこのグループを強くさせる要素ですよね」と理解を示した。当時の関係者が話す。

「じゃんけんは運ですし、全くやる気のないメンバーもいた。宮崎美穂なんて、不戦敗をするんじゃないかと心配したほど。でも、内田は本気でチャンスと考えていた。しかも、1回戦の相手がその宮崎という運の良さもあった」

 9月21日、日本武道館で「じゃんけん大会」が始まった。内田は4回連続あいこの末に宮崎を倒すと、2回戦でも多田愛佳を破り、初の選抜入りを決める。その後も順調に勝ち進み、決勝で石田晴香と対戦。会場は“はるきゃんコール”に包まれ、内田の勝利を願う声はほとんど聞こえなかった。

 完全アウェーの中、覚悟を決めた内田は魂のグーで勝利。高々とトロフィーを掲げた。

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