あなたの背中&腰の痛み…正体は「内臓の病気」だった!?

公開日: 更新日:

「腰や背中が痛い」と言って、マッサージや鍼灸院や整形外科に通う中高年は多い。確かにその多くは筋肉や関節の異常だが、背中や腰の痛みの中には内臓の病気が隠れていることがある。あなたは大丈夫?

「筋肉や関節などに関連する痛みは体を動かしたときに生じ、痛みのポイント(圧痛点)がはっきりしています。しかし、内臓の痛みの多くはどんな体勢や処置でも変わらない。特に心当たりもなく、いつもと違った腰痛や背部痛があったときは早めに内科で診てもらうことです」

 こう言うのは腎臓病の専門医で、「松尾内科クリニック」(東京・桜新町)の松尾孝俊院長だ。

 なぜ、背中や腰の痛みが内臓の病気と関係するのか?
「そもそも肩や腰などの痛みと内臓の痛みはどちらも脊髄を通って脳へ伝えられます。このとき、脳が筋肉と内臓の痛みを取り違えることで、内臓の痛みを肩や腰の痛みに感じてしまうのです。これを『関連痛』といい、肩や腰の痛みは内臓の病気の重要サインになるのです」(松尾院長)

 松尾院長が最も多く経験する内臓の病気が引き起こす腰痛・背部痛は感染症だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?