当事者が語る 「レビー小体型認知症」を発症して分かったこと

公開日: 更新日:

 レビー小体型は薬に弱い体質になる特徴があり、処方薬や、風邪薬、胃薬などの市販薬でも、もうろうとすることがよくあります。薬で症状を抑えようとして副作用で悪化し、そのことに気づかず、「認知症が悪化した」と説明する医師も少なくありません。

 病気で低下する機能も、脳の無数の機能の中のごく一部です。私は単純な計算ができなくなった時でも思考力は衰えませんでした。若年性アルツハイマー病の方々も記憶力は落ちても思考力は落ちていません。病気によって症状は全く違います。認知症を病名のように使い、病気の種類も進行の度合いも無視して十把一からげに語られることが、診断された私たちを絶望させ、悪化させているのです。

 誰もが正しく病気を理解し、誰にでも話すことができ、それを自然に受け入れられる社会なら、この病気になっても穏やかに幸せに暮らし続けられます。私は、認知症をめぐる今の問題の多くは、病気そのものが原因ではなく、人災のように感じています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網