倉本昌弘さん(60) 心臓弁膜症

公開日: 更新日:

 おそらく先生は最初から気付かれたんだと思いますが、そのとき初めて「肺炎の他に心臓にも何か欠陥がある」と告げられたんです。それで、「実は、学生時代に心臓が大きくて不整脈や雑音があったので検査を受けたところ『特に問題はない』と言われたことがあるんです」と答えると、今度は心臓の検査になり、心不全が発覚。車いすからストレッチャーに替わり、あれよあれよという間に絶対安静の重病人になりました。

 その後、心臓弁膜症のひとつ「僧帽弁閉鎖不全症」だと分かりました。心臓の弁が閉じにくくなって血液が逆流してしまう病気です。東京の慈恵会医大病院で、自分の弁を修理する弁形成術という手術を行いました。

 胸骨を切って行う開胸手術で、死亡リスクは8%だったかな? 手術時の輸血で必要な自己血をためるため、手術までに1カ月間余裕があったので、「最後の晩餐」なんてジョークを言いながら、結構な数の友人や親戚と食事をしました。ゴルフに関しては割と神経質ですけど、このときは案外楽観的でしたね。おかげで手術前の検査で尿酸値が上がってしまって(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意