専門医が解説 がん細胞だけを攻撃する最新放射線治療とは

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 いいことずくめのように聞こえるが、がんの放射線治療というと、重粒子線治療に代表されるように巨大施設と莫大な費用が必要なイメージがある。にもかかわらず、前立腺がんのように他の治療法に対する優越性を示せないのではないか、という疑問は残る。

「BNCTの施設費用は、重粒子線や陽子線などの放射線治療施設ほど巨額にはならないのではないかと考えています。最近は、効果のある抗がん剤が次々発売されていますが、抗がん剤は基本的にずっと飲み続けなければならず、その薬剤費を合算すると莫大です。しかし、BNCTなら1回の治療で済む。がん患者のフトコロにも優しいのではないか」

 ホウ素化合物投与後にPET検査することで、より効果的な治療も行える。

 いずれにせよ、がん治療に新たな選択肢が加わるのは喜ばしいこと。今後の動きに注目だ。

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