原因の多くは心理的ストレス…腰痛は“気”で治す病だった

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 いまできること――具体的には「動く」ことだ。最近の医学の常識では、急性・慢性にかかわらず、動いた方が腰痛の治りは早くなるという。

「痛いからじっとしているのではなく、痛くても動けるなら動く。これによって、乱れた脳のメカニズムが正常に整う可能性がありますし、腰回りの筋肉がほぐれて血行が良くなり、結果的に痛みの原因が改善されることも期待できます。そうした運動療法と並行して、患者さんに合わせて痛みを軽くする薬や抗うつ薬などによる治療を行っていきます」

 シロウト目には、下手に動いたら余計悪くなるんじゃ……という心配もあるが、大谷教授は「動けるということは、動いてもいいという証拠。無理な時は動けません。むしろ過度に安静にするのが良くない。次の日に痛みが増していなければ問題ありません」と太鼓判を押す。

 体の動かし方は何でもいいが、散歩や自転車が手軽で効果的。少し汗をかく程度の有酸素運動がオススメだ。もちろん、仕事もできるならするべきで、「完全に治ってから仕事に復帰するというパターンが一番良くない」そうだ。

 まさに病は気から。動くことが“脱腰痛”への第一歩になる。

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