治療遅れはQOL直結 頭頚部がん早期発見に5つの必須サイン
                        
「しかし原因不明で、2~3週間以上嗄声(声がれ)が持続し、長期にわたって喫煙習慣がある方は、喉頭がんの可能性があります」
 声帯ポリープでも声がれがあるが、専門家が見れば、がんかどうかがすぐにわかる。
 さらに、声に力が入らない、声が割れる、連続した一定時間の発声ができないといった場合、声帯を動かしている反回神経の麻痺が考えられる。進行した喉頭がん、甲状腺がん、下咽頭がんなどで起こりやすく、さらに肺がんの進行状態のサインでもある。
(3)首にしこりがある
「しこりが1個だけ触れる」あるいは「いくつかのしこりが連続して固まっている」「しこりがコロコロ動く」「しこりが固定して動かない」「しこりを押すと痛みを伴う」などは、頭頚部がんに詳しい医療機関を受診すべき。頭頚部がんのリンパ節転移の可能性がある。
(4)鼻血や血痰が2~3週間以上続く
 上顎がん、鼻腔・副鼻腔がん、喉頭がん、上中下の咽頭がん、舌がんなどは、がんの増大や損傷で出血を起こすことがある。出血が継続するなら、専門機関の受診が必要である。
                    

 
                             
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                