作詞・作曲家の中村泰士さん 「嫌な性格」はうつ病が原因

公開日: 更新日:

 僕は、うつだけが続く「低空飛行型」。しかも、音楽家として地位も確立していたから、誰も逆らえない状態が出来上がってしまったんです。たまたま僕は関西人の旧友が指摘してくれたからよかったけど、孤立していても気づかず、強権をふるって怒鳴りつけたり、社員をクビにしたりしている経営者も結構多いんじゃないかな。

「あなたはクリエーターだから、自分をクリエートしてください。それで大丈夫だと思います」

 そう言われ、薬も処方されませんでした。

 以来、自分で明るく振る舞うよう心掛け始めた。39歳のときの作詞・作曲した梓みちよさんの「小心者」は、まさに僕の心情を自覚して表現した歌詞でしたね。

 42歳で「北酒場」がヒットして、「笑っていいとも!」にレギュラー出演したり、僕のイメージはますます“陽気な”に変わっていった。

 91年にご飯を食べて「うまいなぁ~」と大笑いする炊飯器のCMに出演し、明るく過ごすほうが心地よくなってきて、次第に本来の自分を取り戻し、うつが気にならないようになりました。15年前から大阪を拠点に移したら、ますます明るくなりました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?