即死レベルから11年 小西博之さんががんを受け入れるまで

公開日: 更新日:

俳優57歳<腎臓がん>

 今の僕があるのは欽ちゃん(萩本欽一氏)のおかげです。かつて、欽ちゃんから教わった「人生の幸と不幸は50対50」という言葉がすべてだと思っています。生きていれば半分は悪いことが起こる。でもそれを受け入れて、とことん落ち込めばいい。ダメなときはしょうがない、笑っとけってね(笑い)。

 人生は波のようなものだから、ググッと深いところへ持っていかれることもあるけれど、必ずまた上がることができる。ダメな間は、体を楽にして波に身を任せていればいい。ただ、「上がったら何をしようか」と考えておくことが大事なんだと教わったのです。正直、当時20代の僕はあまりピンときていませんでした。でも、病気をして“ああ、こういうことだったのか”と納得しました。

 12年前、腎臓がんで死にかけました。大げさではなく、進行度合いを表す「ステージ」なんてものは通り越して、医師には「即死レベルです」と言われました。左の腎臓にできたがんが20センチにまで肥大し、腎臓に圧された脾臓もパンパンに膨れていて、いつ破裂してもおかしくないという状態でした。それが2005年1月のことです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る