【突然の腰痛】痛み止めを飲んでコルセットを装着

公開日: 更新日:

 誰もが経験する「腰痛」の原因疾患は数多い。しかし、約85%は画像診断などで原因が特定できず、筋肉の疲労やストレスなどが関係する「非特異的腰痛」といわれる。山田記念病院・整形外科(東京都墨田区)の長谷川伸医師が言う。

「大切なのは、安静にしていても痛むかどうかを確認することです。安静時でも痛む場合は、内臓疾患(大動脈解離、膵臓疾患、尿路結石など)の可能性があるので早く病院を受診した方がいい」

 しかし、安静にしていれば痛くない腰痛でも「ゆっくりでも動けない」「下肢に激しい痛みや麻痺を伴う」「尿閉や便秘を伴う」「発熱を伴う」などがあれば、腰椎の病気の疑いがあるので受診が必要だ。これらに該当しない急性腰痛であれば、基本的には安静にして市販薬などを使って様子を見てもいいという。

「薬局などで購入できるコルセットを装着するとかなり楽になります。痛み止めは、飲み薬ならロキソニンなどの消炎鎮痛薬、湿布であれば『インドメタシン』や『フェルビナク』などの消炎鎮痛成分が含まれているものを選ぶのがいいでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  3. 3

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  4. 4

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  5. 5

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  1. 6

    沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕

  2. 7

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  3. 8

    「24時間テレビ」大成功で日テレが背負った十字架…来年のチャリティーランナー人選が難航

  4. 9

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  5. 10

    日本ハム新庄監督は来季続投する?球団周辺から聞こえた「意味深」な声