血糖値が気になる人 イライラや疲れを熱中症のせいにしない

公開日: 更新日:

 普段、糖尿病の薬を飲んでいる人は夏場の低血糖が命取りになることがある。「大量の汗」「動悸」「めまい」「倦怠感」といった低血糖の症状は、軽度から重度まで3段階ある熱中症のそれと似通っている。夏場にこうした症状が出ると、熱中症と勘違いして処置が遅れる糖尿病患者も少なくないのだ。糖尿病専門医で「AGE牧田クリニック」(東京・銀座)の牧田善二院長は言う。

「炎天下で野外活動をしたり、窓を閉め切った部屋にいるなどして具合が悪くなり、『熱中症だから涼しいところで休めば回復するだろう』と思ってそのまま放置して様子を見ていたところ、深刻な状態になる糖尿病患者さんも少なくありません」

■食事間隔は規則正しく

 実際、暑さでだるさやめまいを感じた糖尿病患者が、夜になっても食欲がないからとほとんど食事をせずに薬を飲んでそのまま寝たところ、夜間低血糖を起こして早朝に昏睡状態で発見されたケースもある。

 低血糖を起こすと、ブドウ糖をエネルギーにしている脳の働きに支障を来し、意識を失って転倒したり、運転中に事故を起こすこともある。また、血糖値を上げようとして交感神経が活発となり、心臓に栄養を送っている冠動脈が収縮して心筋梗塞や致死性の不整脈を招くこともわかっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至

おすすめ求人情報

「薬剤師資格必須」調剤薬局/週32h以上,高給与,シフト制,大手チェーン以外,高収入
株式会社北園調剤薬局 岡山県 津山市 正社員
年収550万円~700万円
組立・加工スタッフ/住み込み/高収入/寮費無料/時給1800円/8割入寮希望者
move on株式会社 和歌山県 岩出市 派遣社員
時給1,800円~2,250円
未経験歓迎 高収入のお仕事
株式会社アスクゲートイースト 北見店 北海道 網走市 アルバイト・パート
日給1万1,000円
Sponsored by 求人ボックス