くしゃみでちょい漏れ…腹圧性尿失禁の治療に変化あり

公開日: 更新日:

「TVT手術には二の足を踏んでいた医師も、安全性の高いTOT手術は取り入れるようになり、TOT手術が一気に広がっていきました」

 ただ、腹圧性尿失禁の人すべてにTOT手術が向いているわけではない。腹圧性尿失禁は、尿道がグラグラする尿道過可動と、尿道括約筋の働きが低下した尿道括約筋不全の両方が組み合わさって起こる。

「尿道過可動がそれほどではなく、尿道括約筋不全がメーンの人には、TVT手術の方が治療成績が良い。だから、こういった患者さんにはTVT手術を、それ以外の人にはTOT手術を行うようになったのです」

■若い人、スポーツ経験者にはTVT手術

 しかし、最近台頭してきた考えは、「すべての腹圧性尿失禁に、TVT手術が向いているのではないか」。なぜなら、海外の研究発表で、TOT手術の方が術後何年か経ってから追加の手術治療を必要とした人が多かったという統計結果があるからだ。

「『追加手術が必要』というのはつまり、再発を意味します」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    目黒蓮不在のSnow Man、ラウールが"次期エース"へ台頭か「めめラウ」が与え合う影響

  2. 2

    元関取の豊山亮太さん 4年前に土俵去るも、老人ホームの介護士をしながら国家試験目指し猛勉強中

  3. 3

    「愛子天皇」阻止が直撃…高市内閣「支持率」暴落、「不支持」と逆転で首相も応援団も大焦り

  4. 4

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  5. 5

    東京維新が党の看板政策「身を切る改革」まさかの“廃棄“ あまりにもフザケた理由

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    W杯で横行する「偽ユニ」商売の裏側 一部アルゼンチン人が米国の超物価高で編み出したハイテク“錬金術”

  3. 8

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  4. 9

    松本人志"めちゃめちゃ癌"の心配される健康管理と伸び悩む「DOWNTOWN+」の今後

  5. 10

    安青錦が丸ごと吐露…相撲との出会い、日本語習得、「腹違いの兄貴」