ビールにあらず…痛風で怖いのは生活習慣と体質だった

公開日: 更新日:

 冷えたビールがおいしい季節だが、痛風発作を警戒して控えている人もいるのではないか。夏は汗をかくため脱水状態になりやすく、尿酸値が上がりやすい。尿酸のもととなるプリン体が多く含まれるビールは、それに拍車をかける。世間でそう思われているが、この話は本当なのだろうか? 北品川藤クリニック(東京・品川)の石原藤樹院長に聞いた。

 痛風は体の中で余った尿酸が結晶となって激しい関節炎を起こす病気だ。足の親指などが真っ赤に腫れあがり、歩けないほどの激痛が走る。

「尿酸は、食べ物や飲み物に含まれるだけでなく、細胞核の部品でもあるプリン体が分解され、肝臓で生成される老廃物です。抗酸化作用があるため、体の中には常時1200ミリリットル蓄積され、1日約700ミリリットルが生成されます。それと同じ量が尿や汗、便として排出されるのですが、このバランスが壊れ、血液中の尿酸が多くなった状態を高尿酸血症と言います」

 危険水域は尿酸値が「7・0㎎/デシリットル」を超えたとき。尿酸が結晶化し、尿路結石や慢性腎臓病などを引き起こすほか、心筋梗塞脳梗塞などの発症リスクを上げる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体