機嫌もよくなる 2日に1回の有酸素運動で生理復活

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 50歳前後で生理がなくなることが閉経だが、中には生理が復活する人がいる。東京・新橋で小料理屋を営む53歳の女性は、2年前から乱れたことがない生理周期が乱れ始め、2カ月に1回だったり、20日周期になったりしているうちに、生理が止まった。

 ところが、ジムで音楽を聞きながら自転車こぎをするようになってしばらくすると、“復活”したという。

「これまで『能天気』といわれることはあっても、気持ちがへこむことはなかったのよ。でも、更年期で生理不順になったら、何でもネガティブに考えるようになって。それで、気分転換にジムに行くことにしたの。当時は週2回。まったく運動をしたことがなかったけど、超ノリノリの音楽を聞きながらインストラクターに励まされてやるのがよかったのか、ハマっちゃってね。週2回が3回、3回が4回になって、今では1日おきに通ってるわ。そうしたら見事に復活したのよ。28日周期でピタリとくるわ」

 実は、有酸素運動は、更年期障害の改善に役立つことが分かっている。この女性ほどハードにやらなくても、30分程度のウオーキングでもいい。それが気分転換になり、自律神経を調え、不調を改善するとされ、巡り巡ってホルモンの分泌もよくすると考えられているのだ。

「お客さんにからかわれても受け流せます。能天気に戻りましたよ」

 妻の“復活”は夫にとってもバンザイだ。

【連載】男も知るべし 女性ホルモンの不思議

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