カテーテルを痛む場所まで移動し微細血管もろとも神経を消失させる

公開日: 更新日:

 奥野院長が「痛みと血管の関係」を発見したのは、がん治療を行っていた勤務医時代。がんにできる新生血管を薬剤で潰すと、「痛みが楽になった」という患者が多くいたからだ。2007年から運動器カテーテル治療の研究を始め、これまで治療した患者は約1500人に上る。まだ知る人ぞ知る治療法だが、国内外で行う医師が徐々に増えつつある。

 治療費用は保険適用外(自費)で、運動器カテーテル治療が1部位1回27万円(税別)~、注射治療は1回6000円(同)。長年続く痛みに困っていたら、相談してみてはどうか。

▽埼玉県出身。2006年慶応義塾大学医学部卒。川崎市立井田病院、クリニカETで勤務。12年慶応大大学院博士課程修了後から江戸川病院勤務。17年10月クリニックを開業。〈所属学会〉日本整形外科学会、日本IVR学会など。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 2

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  3. 3

    国分太一が無期限活動休止へ…理由は重大コンプラ違反か? TV各局に全番組降板申し入れ、株式会社TOKIO解雇も

  4. 4

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    進次郎農相の化けの皮ズルズルはがれる…“コンバイン発言”で大炎上、これじゃあ7月参院選まで人気持たず

  3. 8

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ