子供の発達障害で知るべき「感覚過敏と栄養不足」への対策

公開日: 更新日:

 もうひとつ重要なことは栄養不足を防ぐこと。発達障害の子供たちは感覚過敏ゆえに偏食となり、栄養不足になりがち。それを正すことが、将来の自信につながる。

「こういう子供たちは、噛んだ時の嫌な感覚や喉に張り付いて吐いた記憶、見た目が怖いといった理由から食べられないものが多くなる。キノコ、ナス、臭いの強いニンニクや果物が代表です。ただ、給食を嫌々食べているうちに偏食が直った子供も多い。嫌がる食材を避けるのではなく、別の食材と混ぜるなど工夫して楽しく食べさせましょう」

 それでも不足しがちな栄養素を補うために、サプリメントを使うのもいい。

「ASDの人は糖質を好み野菜タンパク質が不足しがちで、脳の神経伝達物質の材料となるアミノ酸が足りません。アミノ酸は19種類のうち10種類は食品から摂取しなければなりません。一日に必要なアミノ酸やミネラル、ビタミンが入ったマルチビタミンやマルチミネラルがお薦めです」

 また、発達障害の人は腸内細菌のバランスが悪く、栄養摂取の働きが低下しがちで、神経伝達物質のセロトニンを合成するトリプトファンを腸から脳に送り込みにくい。

「そのため乳酸菌と食物繊維で腸内環境を整えることも重要です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    ドジャース西地区5連覇に29球団から怨嗟の声 「カネもアタマもあってズルまでしてりゃ勝って当然」

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  5. 5

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  1. 6

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  2. 7

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 8

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  4. 9

    日本ハム新庄監督がソフトバンク3連覇の“MVP” 挑発ことごとく空回りで5勝18敗2分け、最後までVアシスト

  5. 10

    クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」