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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

相次ぐがんのリスク調査 日本人は糖尿病と痩せ過ぎが危険

公開日: 更新日:

 インスリンはがん細胞の増殖を促す作用があって、インスリン抵抗性で血中にインスリンがたくさんある状態が続くと、がんのリスクが高くなると考えられます。ですから、糖尿病の人は高インスリン血症の有無を確認しておくことです。

 もうひとつ、痩せについては、「肥満度19未満」の痩せ過ぎが、男女ともがん死亡リスクが最も高く、男性の場合、「23以上25未満」に比べて約2倍です。最もよかったのが「25以上27未満」の小太りでした。

 小太りまでよしなら、気が楽でしょうが、糖尿病の治療は忘れずに。糖尿病が疑われる人でも、そのうち4割は治療を受けていませんから。

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