落語家・柳家花緑さん 視聴者からの質問で発達障害を確信

公開日: 更新日:

落語家ってバカがやる商売なんだね?」

 小学生のとき、すでに落語でテレビに出ていたボクに向かって、同級生の女の子がそう言ったのを今でも強烈に覚えています。でも、それはきっとその子を傷つけるような何かを、先にボクが言ったに違いないんです。

 ボクの病気「発達障害」にはそういうところがあります。「空気が読めない」いわゆる“KY”です。

 それはもう、名前からして“花緑柳家”なんで仕方ないんですけれど(笑い)。

 病気が分かったきっかけは、裏話をぶっちゃけるテレビ番組に出ることになって、幼少期の自分の通信簿を公表したことです。「実は小学校も中学校も主要5科目はオール1でした。けれども今は落語家として成功しています」という流れで放送されました。すると、ある視聴者の方から「うちの息子もディスレクシアです。花緑さんはどうやって病気を乗り越えられたのですか?」との質問が届いたんです。

「え?」と思いました。ボクは病気だなんて思っていなかったので何か勘違いされていると思い、美術と音楽は5だったことを説明し、「息子さんのご病気は本当にお気の毒ですが、ボクは勉強ができなかっただけで息子さんとは違うと思います」という趣旨の返事をしました。すると、その方は「やっぱりディスレクシアですね」と再確認されたのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道