酷暑で舌力や唾液力はヘトヘト…「口元」の夏バテ解消法

公開日: 更新日:

 麺類のようなあっさりした食事は、水分と一緒に流し込むだけで喉の筋肉を使わないから、のみ込む力も落ちてくる。年寄りが食べるとむせるのは、喉頭付近の筋肉がきちんと働かず、気管にフタができないからだ。とはいえ、「ちょっとくらい噛まない期間があってもそんな変化が起こるはずがない」と思う人もいるだろうが、間違いだ。インプラント手術歯周病の治療で1週間程度硬い食べ物を控えてもらっただけで、患者の口腔内は前述の変化が表れることがあるという。

「まして今年は梅雨明けから最高気温が30度を超える日が続き、気象庁が『災害的な猛暑』という異常気象。大抵の人は終日水分を口にしており、口腔内の唾液を常に洗い流している状態が続いています。人によっては、水ではなくスポーツ飲料や経口補水液を利用していますが、こうした飲み物には飲みやすくするために糖分がたっぷり入っています。それが、口腔内の一層の汚れや雑菌の繁殖につながっているのです」

■口を閉じて舌の運動をする

 では、猛暑でたるみきった口元をシャキッとさせ、状況を一変させるにはどうしたらいいのか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃