著者のコラム一覧
永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

終身死亡保険は損 元金割れする積立定期預金のようなもの

公開日: 更新日:

 早い話が、「安心」の2文字にだまされて、わざわざ金を目減りさせているだけの話です。リスクの低い投資信託や「つみたてNISA」に投資するほうが、資産運用としては、ずっとまともです。

 それにその保険金、誰に残すつもりですか。まさか還暦を越えた息子や娘に残すつもりではないでしょうね。

 結局、老後資金が心配な人は、定年後も働くしかないのです。これからは、人工知能のサポートを受けながら、知的な仕事を続けることも可能な時代になっていきます。HALのようなパワードスーツの助けを借りれば、肉体労働もこなせます。

 ただし、働き続けるためには、健康でいることが第一です。もちろん配偶者の健康も重要です。要介護の妻を抱えながら仕事を続けるなんて、ほとんど無理。夫婦ともに健康であることが、仕事人生を延長するうえで、欠かせない条件になってくるのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし