期待の新薬も登場! 今年の「インフルエンザ」傾向と対策

公開日: 更新日:

 インフルエンザワクチンの生産はまず、今年の冬に流行しそうなインフルエンザ4株をWHO(世界保健機関)の推奨を受けて春先に決定。それをもとにワクチン生産に入り、10月から接種する。このシステムがこの先も妥当かどうか。いま一度考える必要がありそうだが、昨年はその過程でトラブルがあり、ワクチン量が一昨年の7割程度しか生産できず、各地でワクチン争奪戦が起こった。

「今年は量を確保したとは言っていますが、13歳以上は接種1回を厳守するよう推奨しています。ピークに向けてある程度の在庫を確保したい思惑があるのかもしれませんが、受験などで必要な人は早めに打っておく方がいいかもしれません」

 ただし、昨年は生産するワクチン株の選定が二転三転したにもかかわらず、「期待通りのワクチン効果が得られなかった」との声もあった。

「今年のインフルエンザワクチンはWHOの推奨通りで昨年のものとA型は1株、B型1株を変えています」

■細胞に感染させないタイプの新薬が登場

 今年のインフルエンザ対策で最も変わった点はこれまでとは違った機序を持つ新薬が登場することだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か