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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

米国で論文 がんの民間療法を選択すると死亡リスクが高い

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 また5年生存率は、代替医療を受けた人で82・2%、標準がん治療を受けた人では86・6%と、補完代替医療を受けた人で、統計学的に意味のある水準で低いことが示されました。さらに補完代替医療を選択した人では、死亡リスクも1・4倍多い傾向が示されました。

 特に外科手術などは生命予後に大きな影響をもたらすケースも多く、補完代替医療の安易な選択はリスクを伴うということに注意が必要かもしれません。

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