体育よりいい? サイバーサイクリングで子供の問題行動減

公開日: 更新日:

 有酸素運動のメリットは脂肪を燃焼させてやせて筋肉を鍛えて血行を良くするだけではない。ストレスを解消させたり、集中力を高めたり、やる気を向上させるなど精神的なメリットが大きい。学校で体育の授業があるのはそのためで、運動と子供の学校での良い態度に相関関係があることが知られている。

 ところが、本来は最も運動が必要とされるはずの行動障害の子供たちに学校で運動をさせるのは難しい。学校では運動は集団で行われるからだ。

 そこで、米国・ハーバード大学では療養学校に通う、7歳から16歳までの、自閉症、ADHD,不安障害、気分障害など行動障害と診断された103人を対象にエアロバイクと仮想現実を用いたサイバーサイクリングを1週2回、30~40分行った。その結果、今まで自己コントロールができなかった子供に大幅な態度の改善がみられたという。授業の妨げとなる行為による退室が減り、臨床的破壊行動(CATRS-10)レートのオッズは32~51%低減し、特に運動当日には71~76%も低減していたという。この結果は、昨年1月の米国小児学会誌に論文として掲載された。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  2. 2

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 3

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  4. 4

    小泉防衛相が大炎上! 自民党大会での自衛官の国家斉唱めぐり言い訳連発、部下に責任転嫁までするツラの皮

  5. 5

    「練馬ショック」に自民党は呆然自失…高市首相で東京の首長選2連敗の大打撃

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    木下グループにアスリート殺到 「社長自腹4000万円」だけじゃない驚きのサポート体制

  3. 8

    米イ対立に出口見えず…トランプ大統領“ホルムズ逆封鎖”で「住宅クライシス」が日本に忍び寄る

  4. 9

    和久田麻由子アナがフリー転身 NHK出身者に立ちはだかる“民放の壁”と参考にすべき「母校の先輩」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋